半端ないテキスト量のエロゲを今更やり終えた |
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まぁFateなんですけど。
だいたい3日分の時間をこのゲームに注ぎ込むことになった……。
たまに「Fateは文学」なんて煽りを目にするけれど、熱狂的なファンがそう思うのもなんとなくわかる。
シナリオライターの設定への執拗なこだわりと、膨大な文章量がそう見せているような感があるけれど。
あ、物語のテーマが明確でそれが「重い」ことが最大の要因かも。
中身がちゃんとあるから厨二病くささはそんなに感じなかった。でも異常なテキスト量と冗長な文章。クリック地獄。
本編の中身のネタバレは避けるけど、物語がプレーヤー=主人公の「選択」の上に成り立っている、と言うか、「選択」の物語である点が優れていると思う。
そんなん言い出したらどんなエロゲにも選択肢はあるんだけれど、Fateでは何を選ぶかだけでなく、何を選ばないかをプレーヤー=主人公に結構明確に自覚させる。と言うか、そういう物語。
そこをしっかり描き出したところに本作のアドバンテージがあるのではなかろうか。
どうでもいいけど、士郎が戦うとき、「身体はとうに限界を超えている」的な表現がやたら多いのは気のせいか。
プレイも終盤に入ってくると、この言葉を見るだけでちょっと笑ってしまう……。
あ、あとタイガー道場いいよね。一服の清涼剤的存在。
メインシナリオとは別に、それを他人事のように眺めるメタな場がゲームの中にあることで中毒性を高めている気がする。
一歩引いた目で書いてみたけど、本当はこんなことが書きたいんじゃなくて、とにかくセイバーがかわいいのです!
毅然とした淑女であり最強の騎士であるくせに、食いしん坊でファンシーなものに目が無いって、もう!
そんなかわいさも然る事ながら、ウィンドウの絵の中にセイバーがいるだけで得られる安心感はマジ半端ない。
投稿者 g2g5z7 | 返信 (0) | トラックバック (0)